動脈硬化と酸化(1)
戦後の病気の変化 日本人の死因を戦後50年の時系列でみてみると、その変わりように驚きます。 戦後は結核とか肺炎で亡くなる方が圧倒的に多かったのですが、抗生物質の開発が進み、栄養状態の改善とか、環境衛生の向上などが加わり、...
戦後の病気の変化 日本人の死因を戦後50年の時系列でみてみると、その変わりように驚きます。 戦後は結核とか肺炎で亡くなる方が圧倒的に多かったのですが、抗生物質の開発が進み、栄養状態の改善とか、環境衛生の向上などが加わり、...
バランスのとれた食事が決めて 胃がん、食道がん、子宮頸がん、肝臓がんなどは、アジア、アフリカに多い癌で、タンパク質や脂肪、ミネラル、ビタミンなど全般的に栄養の不足が社会的な背景となって起きると考えられています。
活性酸素の両面性 活性酸素は、異物と判断した細胞を消去する細胞にも影響を与えているかもしれません。 キラー細胞も癌細胞を片づけると時には、活性酸素の力を利用しているはずですから、正常にこれらの機能が働いているうちは良いの...
活性酸素が引き金の病気 人間は、長い進化と淘汰の歴史の中で活性酸素の攻撃に対抗できる優れたシステムが備わり、動物界の中でもとびぬけて長寿なのですが、そのシステムも一定の年齢までで、それ以降はこの優れた防御機能もゆるみが生...
不飽和脂肪酸は酸化されやすい 以前、脂肪酸について触れましたが、もう少し詳しく見ていきましょう。 脂肪酸には、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸があります。
フリーラジカル 酸化は、必ずしも酸素がなくても起こります。 酸素以外の分子でも、ふつうは原子核の周りをまわっている電子は2個で対になっていますが、電子が対にならず、一つだけの不対電子を持っているものを総称して「フリーラジ...
身の回りで起きている酸化反応 「活性酸素」を解説するにあたって、改めて「活性酸素」とはどういうものかを説明していきたいと思います。
酸化の防止がキーワード 私たちは呼吸をすることで、大気の中から酸素を吸ってエネルギーを作り出しています。 酸素は体の中に溜めておくことが出来ませんので、絶え間なく呼吸をし続けなければなりません。
老化は酸化防止システムの老朽化 身体の酸化はどうしても避けられないものなのでしょうか?
人の身体も酸化します 「日々、あなたの身体は酸化しています」といっても、あまり実感もなく「そんなこともあるだろう」と思われるだけかもしれません。